データシェア
        
複数端末での運用や家族用に「データシェア」でお得に格安スマホ
スマホにタブレットにモバイルWi-Fi、一人で複数のネット端末を持っている事も少なくない現代では、各々のネット接続方法に頭を悩ませることが多くはないでしょうか?
また、家族で格安スマホを契約していると、各々のデータ量がまちまちで、プランの選択に悩む機会も多いのではないでしょうか?
このような状況では、格安スマホの「データシェア」のシステムを上手く活用することにより、通常よりもお得な料金で、貴重なデータ量を無駄にせず賢く運用することができます。
格安スマホのデータシェアとは?
格安スマホのデータシェアとは、2枚以上のSIMカードで1つのプランのデータ量を共有(シェア)することです。
例えば、Aというプランがあったとして、月々のデータ量が5GBだったとします。
この内容でAプランでデータシェアをすると、Aというプランに紐づく2枚のSIMカードで5GBのデータ量を共有することになり、例えば1枚目のSIMカードで3GB、2枚目のSIMカードで2GBのデータ量を使うことができます。
もちろん、1枚目のSIMカードで5GBを使いきり、2枚目のSIMカードは低速通信のみという使い方も可能です。
つまり、データシェアを用いることにより、スマホとタブレットを運用しているユーザーなら、スマホのデータ量をタブレットでシェアする、家族で格安スマホを使っているユーザーなら、家族で親回線のデータ量をシェアするといった使い方が可能です。
また、シェアプランを用いた2枚目以降のSIMカードは、通常よりも基本料金が安く設定されてる場合が多いので、全体の料金を抑えることにも繋がります。
データシェアのデメリット
家族でデータシェアを組んでいる場合、例えば子供が常にYouTubeを見ている状態だと、全体のデータ量をすぐに使い果たしてしまう可能性があります。
お母さんがスマホを使おうと思ったら、すでに子供がデータ量を使い切り低速状態だっというケースがデータシェアでは起こり得るのです。
現時点では、一人一人のデータ量を制限するシステムが用意されていないので、あくまで相談ベースで各々のデータ量をあらかじめ決めておく必要があります。
データシェアが組める格安スマホ一覧
BIGLOBEモバイルのデータシェア
	- 3GB以上のプランでデータシェアが可能
 
	- 最大で4枚のSIMカードをデータシェアとして追加可能
 
	- シェアSIMの基本料金が安い(データSIMの場合:200円〜)
 
      
OCNモバイルONEのデータシェア
	- 日次プランでもデータシェアが可能
 
	- 30GBの大容量プランがあるのでデータシェアに向いている
 
	- シェアSIMの基本料金が安い(データSIMの場合:450円〜)
 
      
エキサイトモバイルのデータシェア
	- 3枚目までのシェアSIMの基本料金が無料(データSIM)
 
	- 4、5枚目を追加すると、1枚のSIMカードにつき390円の料金がかかる
 
	- 1GBのプランでもシェアSIMを3枚まで持てる
 
      
IIJ mioのデータシェア
	- 3GBと6GBプランで最大2枚、10GBプランで10枚までのシェアSIMを追加可能
 
	- シェアSIMでも通信速度を通常と低速に切り替え可能
 
	- シェアSIMの基本料金が安い(データSIMの場合:450円〜)
 
      
mineo(マイネオ)のデータシェア
	- docomo回線とau回線同士でもデータシェアが可能
 
	- 家族同士はもちろん、mineoユーザーなら誰でもデータを分けあえる
 
	- シェアSIM自体は存在しない(回線同士の紐付けでデータシェアを行う)